クリーンルームに対応できる開発力を基盤に、自社製品の開発にも注力。

ユースエンジニアリング株式会社

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〒792-0003 愛媛県新居浜市新田町一丁目6番22号

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認定製品・技術
ロールツーロール式小型真空成膜装置
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ユースエンジニアリングの創業は1970年。化学プラントの配管設計からスタートし、次第に化学プラント関連装置の製作も行うようになり、現在では各種生産設備の設計・製作・据え付けから、ソフト開発や電気回路設計・製作までを手広く行う。中でもクリーンルームに対応した装置開発を得意としている。

同社では90年代に半導体工場の製造ラインのメンテナンスに従事。半導体関連工場は作業環境のクリーン化に対する要求が極めて高く、角田勝美会長は「一番厳しい条件の中で鍛えられた」と当時を振り返る。その後2000年代には液晶パネル、10年代には環境関連機器といった品質要求の高い生産設備に携わってきた。04年にはクリーンルームを完備した黒島工場が完成し、自社で組み立てやテストを行える体制も整えている。

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同社の特徴は、機械と電子の設計・製作技術を持ち合わせていることで、角田会長は「小さい会社だがお客さまから見ると、ここに発注しておけば大体のモノは作れるだろうと思って頂いている」と胸を張る。同社は、こうした強みを活かして顧客の要求を満たしていく中で、開発力やノウハウを蓄積してきた。また、最新技術が吸収できる場として同社が重要視するのが、大手メーカーとの共同研究だ。同社は大手メーカーからの請負業務が多く、その際に共同開発を行うことがあり、「そこでの最新技術や知識の習得が技術力や開発力のレベルアップに欠かせない」という。

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請負業務の中で培った技術を活かして、自社製品の開発にも注力している。その一つが、フィルム基盤上に連続して薄膜を形成する「ロールツーロール式真空成膜装置」だ。真空状態でプラズマを放電させ、その際に飛び出した分子レベルの金属材料をフィルム基盤に付着させて薄膜を成膜する。フィルムの搬送方法を工夫したことで、高速で連続成膜することが可能。コンパクトな設計で、研究開発などの用途で使用されている。また以前にはプラズマの放電技術を応用して排ガス処理装置も開発している。

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同社では「将来的にはメーカーを志向したい」ということから、今後は自社製品の開発を促進し、現在1割程度の自社製品比率を3割までに上げていく方針。しかし、「自社製品開発につながる技術力を高めるためには、請負業務はおろそかにできない」と、これまで通り請負業務は同社の主力事業として注力していく。

角田会長は「生活圏はあくまでも新居浜にあって、活躍するのは世界」と、今後も新居浜を拠点に世界最先端の技術を駆使して世の中に貢献していきたいとしている。

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