天井クレーン・大型クレーンを一貫生産。最大48メートル、重量60トン級を製作可能。

三光機械工業株式会社

〒792-0893 愛媛県新居浜市多喜浜六丁目6番50号

TEL(0897)46-0315 FAX(0897)46-1107

認定製品・技術
天井クレーンを中心とする運搬荷役機械
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三光機械工業は、1968年に住友重機械工業の協力工場として発足した。機械加工部門からの発足だったが、69年には製缶、仕上げ・組み立て部門の操業を開始した。76年に現工場を建設し、94年には生産の拡張を図るため仕上げ組み立て・塗装工場を建設。2011年には30トン天井クレーンを導入し、大型鉄工構造物の製作に対応できる体制を構築している。

同社の主力事業は、天井クレーンを中心とする運搬荷役機械の製作。製缶から機械加工、塗装、仕上げ組み立て、試運転までを一貫して行うことができる大規模設備と長年の経験に裏付けされた高い技術力を有することが同社の強みだ。

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同社は天井クレーンでも大型のものを得意としており、最大で長さ48メートル、重量60トンクラスの製作が可能。さまざまな工程を経て完成するため、製作には多くの日数を費やす。このため製作工程の一つのミスが、納期遅れや材料コスト増といった事態を招いてしまい、顧客の信頼を失うことにつながる可能性がある。こうしたトラブルを未然に防ぐため、同社では「次の工程はお客さまだと思って仕事をする」(小野幸男社長)ことを重要視しており、工程ごとに厳しいチェック体制で品質管理を徹底している。こうして各工程の責任ある仕事の連続性によって、顧客満足を満たしていくという考えは「和の精神でものづくり」という同社の社是にも表われている。

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同社のモノづくりには、長年の経験を必要とする作業も多い。天井クレーンは、通常は放物線上にキャンバーをつけており、物をつり上げた時にその重みでクレーンが水平になるように設計されており、キャンバーはクレーン自体の重さと最大つり上げ荷重によって変わってくる。また溶接においては、溶接する場所や順番によって歪み具合が違ってくる。こうした設計や作業手順には、数多くのクレーンを製作してきたノウハウが生かされている。

港湾荷役用のクレーンは、組み立てたクレーンを運搬船に乗せて納品先の港まで海上輸送する「ロールオンロールオフ工法」という手法を採用している。同製品は港で利用されるため、その場所まで海上輸送することが可能で、組み立て済みのためすぐに使用できる。陸上輸送に比べて納期短縮とコスト削減を可能にする同工法は、海上輸送に適した新居浜市の地域特性を利用した手法といえる。

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今後は「責任範囲は広がるが、自分たちのやりたいことができる」と、設計部門の人員を増やして設計能力の強化を図る方針。設計能力が向上すれば、顧客により良い提案ができるようになり「お客さまの満足度を高めることにつながっていく」としている。

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