ユニット型制御盤から、制御盤プラスαの領域へ。

西機電装株式会社

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認定製品・技術
屋外クレーン用ユニット型制御盤
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西機電装は西岡鉄工所の電機部門を源流にする。西岡鉄工所は1930年代、前身の西岡組から住友重機械工業の仕事を請け負い、さまざまなものづくりを手がけてきた。1981年、住友重機械が制御盤などの外製化を進めると西岡鉄工所は社内に電装部門を開設。仕事のボリュームが増える中、鉄工と電機という異なる業務を整理するため、1983年にこれを独立させた。当初はハード部分の対応のみであったが、ソフト分野の対応・工事部門への対応など「制御盤プラスα」のニーズに応えている。

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西機電装は屋外クレーン用ユニット型制御盤の製作をメインに事業を展開する。薄板加工を手がける鉄工所の仕事は図面1枚のやり取りで幅広い客先と対応できるが、電気制御はノウハウの塊。西岡圭社長は「初期の図面づくりから発注元と検討するため、多くの顧客とやりとりするのは難しい。特定の客先と一体となった業務の対応が求められる」と説明する。

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主力のユニット型制御盤はクレーンの複雑な動きを制御する。従来は顧客の電気工事部門が複数の制御盤をつなぎ、さらに機械と結ぶ労力を費やしていたが、西機電装はこれを西岡鉄工所とグループで一貫生産。最大10m×3m×3mの小屋状の筐体にユニット化した制御盤を組み込んでテスト後に納品する。リードタイム、労力は従来より大幅に低減。顧客側の工程内での不具合も解消した。「制御盤メーカーは県内に数社あるが、ユニット型の一貫生産に対応できるのは当社だけ」、西岡社長は広範な業務で得てきたノウハウに自信を見せる。

西機電装は当初、製作を中心に手がけていた。その後、徐々に設計機能を強化し、全従業員の3分の1ほどが設計業務を担う。さらに制御盤の製作に付随する工事に重点を置き、ニーズへの即応体制、提案力を強化。電気工事業の認可も取得した。昨今は住友金属鉱山からの受注も増え、改造や機器の更新などアフターサービスの仕事も伸びているという。

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2016年は部品の入荷や工程の進捗をリアルタイムに管理する生産管理システムの運用を始め、間接部門の効率化もスタートした。「顧客からのコストダウン、品質、納期の要求にいかに応えていくか探求していく」と西岡社長。

制御盤製作はすぐには機械化や自動化が図りにくいが、バーチャル設計の導入やケーブル切り出しの自動化など現場に取り込める技術の検討を進める。合わせてグループ2社で高次元の協業を模索し、制御技術を生かす分野でさらなる飛躍を目指している。

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