顧客ニーズを形に。圧力洗浄で課題を解決

株式会社マルヤス

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認定製品・技術
まぜコン、ジャイロリペレッター、ゲル・クリーン、スクリューや金型に付着した樹脂や樹脂焦げを擦らず除去する洗浄装置
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マルヤスは1976年に電機・機械部品の商社、四国マルヤスとして創業。部品を販売する中で顧客の「困りごと」からニーズをつかみ、業態をモノづくりへとシフトした。85年には最初の自社製品となる押出計量システムを搭載した「厚コン(ALC-700)」を発表。91年、現社名に改名し、「お客さまの困ったことを、いかに見つけて解決できるか」をモットーに自社製品の開発に取り組む。蓄積した独自技術を活かし、樹脂製品製造分野の機械装置に特化して事業を展開している。

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2016年に発売した圧力洗浄装置シリーズは加温と加圧によって樹脂製品成形機の部品に付着した樹脂や樹脂焦げを除去する。汚れの研磨や破壊、焼き切りなど、従来の除去方法では部品に傷がつき、新たな汚れ付着の原因となっていた。このため傷を付けない洗浄方法のニーズが高く、独自の洗浄機を開発した。「スクリュープレッシャ-」はスクリューやシャフトなどの長尺物用で、「メタルプレッシャー」は金型やダイスなどに対応。洗浄液の充填後、140~150℃まで加熱し、圧力も4.25MPaまで上げる。洗浄する部品の状態にもよるが、2~4時間で洗浄工程は終了。複雑形状や1mm以下の小さな穴や溝の汚れも落とせる。洗浄工程の時間短縮が可能になり、生産工程全体の効率化につなげられるという。両機種に入らない大物金型用には加温洗浄に特化した「ボイルコンテナ」もラインナップする。

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同社は求められる機能を的確に製品にし、市場を広げてきた。最大7種類の樹脂ペレットを均一に混合して樹脂製品成型機に供給する機能を備えたペレット混合機「まぜコン」は同社の主力。高精度な計量機能を搭載し、押出し量、引き抜き速度をコントロールして樹脂製品の品質向上と生産効率化に貢献している。また、非加熱圧縮ペレット再生装置「ジャイロリペレッター GP-1」は樹脂フィルムをねじったり、引っ張ったりすることで密度を高め、最後に独自ローラーで圧縮。加熱再生による樹脂の機能劣化リスクを排除し、原料コストの削減に寄与。つけ置きや塗布によって樹脂成形機の部品を洗浄する独自の洗浄液「ゲル・クリーン」も効果の高さから需要は伸びている。

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「既存製品を他業種に展開したい」(安藤茂昭技術部課長)、「まぜコン」の主なユーザーはレジ袋などのシート加工メーカーだが、今後はジャンルを広げていきたいという。一方洗浄機はエンジニアリングプラスチックでも性能を発揮できることから、自動車や家電などの樹脂部品メーカーに積極的に売り込んでいくという。海外の日系メーカーへの拡販も視野に入れる。「制御関連ソフトをコア技術として抑えながら、IoT(もののインターネット)への対応も進める」と安藤課長は意気込む。

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